用語集

A, B, C, D, E, F, G, I, K, L, M, N, O, P, R, T, U, W

A

ADI / 1日当たりの許容摂取量 - Acceptable Daily Intake。一生涯毎日摂取しても害がないと思われる食品中に検出される化学物質の量の目安。ADI計算のためのデータは、実験室や直接観察などさまざまな試験を元に設定されている。

AOEL / 作業者暴露量 - Acceptable Operator Exposure Level

AchE / アセチルコリンエステラーゼ - 酵素の一種。機能は神経伝達物質であるアセチルコリンを分解することにより、神経系内のコリン作動性シナプスで刺激の伝達を停止させる。

AchEl / アセチルコリンエステラーゼ阻害 - 有機リン系殺虫剤の作用機作。

Acute Toxicity / 急性毒性 - 単回暴露または短期間(通常96時間以下)の影響による有害事象。

Annex I / アネックスⅠ - アネックスⅠに盛り込まれたことは、欧州連合(EU)登録指令91/414/EECにあるように植物保護製品の登録の適格性に対する前向きな勧告である。この法律は1993年に成立し、10年後に完了が予定された。これはデータ要件、製品評価に一定の原則、データ保護およびEU加盟国間の相互認識などの問題についての解釈に関する主要な法律としての意図がある。

Annex II / アネックスⅡ - 欧州連合(EU)登録指令91/414/EECにあるように植物保護製品の登録の適格性の続きで、アネックスⅡのデータは、特定の製品ではなく有効成分に関連している。アネックスⅡへの盛り込みについては、認定保持者がすべて必要なデータの所有権もしくはデータへのアクセスを、認定を継続するために証明しなければならない。認定はアネックスⅠ関連の制約事項を実施するために修正される。このプロセスは複数の有効製品にも適用される。

Annex III / アネックスⅢ - 欧州連合(EU)登録指令91/414/EECにあるように植物保護製品の登録の適格性の続きで、アネックスⅢのデータは、特定の物質ではなく最終製品に関連している。大概のアネックスⅢのデータパッケージの提出は、通常の登録の流れの一部として処理される。よって再登録プロセスは、アネックスⅢパッケージ提出期限の1年以内に完了する。アネックスⅢの要件が満たされない場合、当該製品の認可は現行手続きに沿って取り消しを前提とする。

a.i. / 有効成分 - Active Ingredient。a.s.と同義。

a.s. / 有効成分 - Active Substance。a.i.と同義。

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B

BMP / ベストマネージメントプラクティス - Best Management Practice。地表水の汚染低減処置。

BuChE / ブチリルコリンエステラーゼ - 酵素の一種。AchEと構造が似ているが、別の遺伝子によってコード化されている。BuChEは主として血漿とすい臓に見られるが、少量が血液などすべての組織に見られる。BuChEに対する神経機能の変化は発達中もしくは成長した神経系に全く見られない。BuChEの阻害は、有機リン系およびカルバメイト系のコリンエステラーゼ阻害の農薬への暴露の指標としてよく用いられる。

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C

ChEI / ブチリルコリンエステラーゼ阻害 - ブチリルコリンエステラーゼ阻害。

Cholinesterase / コリンエステラーゼ - 肝臓で作られる酵素。コリンエステラーゼの1種であるアセチルコリンエステラーゼは神経シナプスの分岐点に局在し、別種のブチリルコリンエステラーゼは血液などすべての組織に存在するが、主に血漿やすい臓に存在する。有機リン系殺虫剤は、リン酸化反応を通じて化学物質が共有結合してコリンエステラーゼを阻害する。

Chronic Toxicity / 慢性毒性 - 長期にわたりゆっくりと兆候が現れる有害事象。

Consent Decree / 同意判決 - 政府と当事者の間で裁判所の制裁で結ばれた同意で、当事者が不適切あるいは不法と政府が主張している特定の活動を中止することに同意する事。裁判所がその同意を承認すると、政府の訴訟は撤回される。当事者は罪を認めずに同意判決を締結できる。

Cumulative Risk / 累積リスク - 共通の毒性作用を持つ種々の化学物質へのすべての該当経路による、暴露関連の一般的な毒性事象のリスク。

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D

Directive 91/414/EEC / 植物保護製品に関する指令 - 1991年7月15日EU閣僚会議で採択され、1993年7月26日に発効。この意図はEU加盟国内で植物保護製品の承認に対する全体的な取り決めを調和させること。

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E

EC50 - 供試個体群の50%に確実に影響を及ぼす物質の暴露濃度。

ECCO / ヨーロッパ共同体調整委員会 - 委員会はモノグラフの同分野の専門家による査読手順を、指令 91/414/EECの政策決定プロセスを容易にするために設定した。

EINECS - 欧州既存商業化学物質インベントリー。

ELNCS - 欧州届出化学物質リスト。

ELV - 環境規制限界値。

EPA / 米国環境保護庁 - Environmental Protection Agency。

EQO / 環境品質目標 - 法的強制力のない目標で、河川、海岸、工業用地など特定の環境における環境の品質の目標を定めている。

EQS / 環境品質基準 - 環境品質基準。一般的に規制によって定義される値で、空気、水などの環境試料中の化学物質の最大許容濃度を定める。

ESA / 絶滅危惧種保護法 - 米国で制定された法律で、絶滅の危険性のある登録種の保護と回復、およびその生息地の生態系の保護を目的としている。1993年に制定され、米魚類野生動物庁が管理している。

EU / 欧州連合 - European Union。1950年に欧州6カ国連合として発足。現在15カ国が加盟しており、連合全体と3億7400万の人口の利益を代表している。

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F

FAO / 国連食糧農業機関 - Food Association Organization。栄養状態と生活水準の向上を掲げて1945年設立。農業生産性と農村人口状態の改善を目指している。

FDA / 米食品医薬品局 - Food and Drug Administration。特に食物と飼料製品に関する農薬許容量を義務付けている。

FIFRA / 米殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法 - Federal Insecticide, Fungicide, and Rodenticide Act。米国の農薬取締法に相当する。この法律は1947年に施行され、米環境保護庁に米国内で農薬を規制する権限を与えている。

FQPA / 食品品質保護法 - Food Quality Protection Act。1996年米国でFIFRAの改正として施行された。

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G

GAP / 適正使用基準 - Good Agricultural Practice。清潔かつ安全な作業環境を保障するために設定されたガイドライン。これは汚染リスクを最小限に抑えながら、天然資源を保護して合理的な農業の存続を可能にするための実践慣行。

GLP / 優良試験所基準 - Good Laboratory Practice。農薬の毒性試験の適正実施に関する基準。

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I

IPM / 総合的病害虫管理 - Integrated Pest Management。耕種的、生物的、化学的などの手法を用いて、病害虫を経済的許容水準以下にすることを目標する総合的病害虫管理法。

IRED - Interim Re-registration eligible document。米国環境保護庁(US EPA)は再登録過程にある農薬に対してIRED文書を発行する。IREDは環境保護庁が個々の農薬の総合リスクアセスメントを終えたら発行され、IREDには、環境保護庁の累積リスクの検討を受けて、最終的なREDが発行される前に変更の恩恵を受けるために適用するリスク軽減措置が含まれる。REDを参照のこと。

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K

Kd - 土・水分配係数。

Koc / 土壌吸着係数 - 溶液中の化学物質の濃度に対して吸着された化学物質の量(有機炭素の単位重量あたり)の割合として測定される。

Kow - n-オクタノール・水分配係数。Kowは水溶性、土・堆積物吸着係数、生物濃縮係数と相関関係を持つ。

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L

LC50 / 半数致死濃度 - 供試個体群の50%を死亡させる毒物の致死濃度。急性毒性の一般的な測定方法。

LD50 / 半数致死量 - 供試個体群の50%を死亡させる毒物の致死量。LD50が低いほど、物質の毒性は高くなる。

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M

MEL / 最大暴露レベル - Maximum Exposure Level。作業員が長期にわたり暴露しても悪影響がない物質の最大許容濃度。

MFO / 混合機能オキシダーゼ - 農薬を解毒化する酵素。昆虫によってMFOは非常に異なり、殺虫剤に対して耐性を示すものや影響を受けやいものがいる。

MOE / 暴露マージン - Margin of Exposure。MOEの計算を使用すると、暴露経路の比較、物質間の相違、暴露量軽減の重要な分野の特定などが可能になる。

MRL / 作物残留基準 - Maximum Residue Limit。食物に残留しても悪影響がない化学物質の最大量。通常食物1kg当たりの化学物質の量をmg(ppm)で表す。

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N

NGO / 非政府組織 - Non-Governmental Organization。草の根活動、訴訟、政治力を用いて規制関連の決定に影響を与える団体。

NOAEL / 最大無有害作用量 - No-Observed-Adverse-Effect Level。暴露しても悪影響がない暴露量。NOELと同義。

NOEL / 最大無作用量 - No-Observed-Effect Level。暴露しても観察可能な悪影響がない暴露量。NOAELと同義。

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O

OEL / 職業暴露限度 - Occupational Exposure Limits。作業員が暴露しても悪影響をがない化学物質の最高の量または濃度。

OP / 有機リン系殺虫剤 - organophosphorous。コリンエステラーゼの活性を阻害するリン酸から抽出された合成殺虫剤。

OSPAR / オスロ・パリ条約 - 1992年に締結。OSPARはオスロ委員会とパリ委員会の組み合わせで、海洋環境に懸念となる物質リストの作成と即刻行動が必要な最も懸念度の高い物質の優先付けをして管理している。

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P

PIC / 事前通報・事前同意 - Prior Informed Consent。これは輸出業者に、実際に貿易を行う前に危険物質リストを輸入業者の事前の情報に基づく同意を得るために提出することを義務付けている。1998年各国政府は、PICに法的効力を持たせたロッテルダム協定を採択することにより手順の強化を決定。ある国が化学物質の輸入に同意した場合、協定はラベル表示基準、技術援助、さまざまな支援に従った安全な使用を促進している。また輸出業者が条件を守ることも保証している。

POP / 難分解性有機汚染物質 - Persistent Organic Pllutant。生体内で蓄積しやすく、ヒトの健康と環境に悪影響を及ぼす危険性のある化学物質。

PPB - part per billion。10億分の1の意で、濃度をあらわす単位。

PPE / 個人用保護具 - 作業員を暴露から保護するために使用する用具。PPEには保護マスク、手袋、防除衣などがある。

PPM - part per million。100万分の1の意で、濃度をあらわす単位。

PPP / 植物保護製品 - Product for Plant Protection。

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R

RBC / 赤血球 - Red Blood Cell。

RED / 再登録適格性決定 - Registration Eligible Document。米国環境保護庁(US EPA)が再登録が条件となっている(つまり1984年11月以前に初回登録が行われた)農薬の見直しとリスク管理の裁決を終えたら、同庁は再登録適格性決定、RED文書を発行する。REDはリスクアセスメントの結果の要約と、米国内で農薬登録を継続するために必要なリスクの軽減対策の概要を説明する。

Restricted Use Pesticide / 使用制限農薬 - 米国環境保護庁が規定している農薬の分類で、認定農薬散布者の管理の基で農薬散布を許可する。

RfD / 参照用量 - 参照用量。観察可能な影響に関連の参考基準。ADI、1日当たりの許容摂取量とも呼ばれる。

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T

TCP - 3,5,6-トリクロロ-2-ピリジノール。リン‐エステル結合の分裂によって形成される代謝物。無毒化への最初の段階で、TCPには殺虫力はない。

TMDL / 1日最大負荷量 - Total Maximum Daily Load。TMDLは米水質汚染防止法によって定義されているとおり、原因となるすべての点汚染源・非点汚染源からの単一の汚染物の許容負荷の合計。計算には水塊を州が指定した目的に使用できるように必ず安全域を含める。さらに水質における季節的変動も必ず計算に入れる。

Tolerance / 許容量 - 取締機関が設定した作物への残留許容量。許容量は主に米国で使われている用語で、多くの国で設定されているMRLとほぼ同じ意味を持つ。

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U

USDA / 米国農務省 - United States Department of Agriculture。

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W

WFD / 水政策枠組み指令 - Water Framework Directive。欧州水管理政策が設定した水質保護目標。

WHO / 世界保健機関 - World Health Organization。国連の保健を担当する専門機関で、設立は1948年4月7日。使命は世界中の人々が最高レベルの健康を達成すること。

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A, B, C, D, E, F, G, I, K, L, M, N, O, P, R, T, U, W

クロルピリホス ウェブサイト(chlorpyrifos.com)に記載されている毒性、環境安全性、薬効に関する内容は、ダウ・アグロサイエンスまたは第三者機関によって実施された研究調査に基づいています。これらの研究結果は、ダウ・アグロサイエンスの責任において公開するものです。研究報告等の実証データのご照会については、必要に応じ対応いたします。