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事前通報・同意手続化学物質に関する事前通報・同意手続(Prior Informed Consent)は、健康もしくは環境に問題がある化学物質について、各国政府が課す使用・製造禁止令や厳しい規制に関する情報を、開発途上国に提供することを目的としています。物質がPICリストに加えられたら、開発途上国の政府は当該物質の輸入を禁止できます。 PIC委員会は国連食糧農業機関(FAO)と国連環境プログラム(UNEP)により運営されています。PICの作成と導入は各国政府、FAO、UNEP間の協同プログラムで実施されています。1989年12月ロッテルダム協定によりPICに関する国際的な枠組みが作成されました。また1996年、PICに関する国際的な法的拘束力を持つ協定の交渉が始まりました。さらに1998年各国政府が協定に署名するため、ロッテルダムで外交会議が開催され、61カ国が署名しました。現在その協定の発効に向けて、50カ国で法案が承認されるのを待っています。 PICでは、農薬や化学物質に関する情報をガイダンス文書(DGD)の形式で各国に提供します。輸入国の指定国家機関は、これらの農薬や化学物質を継続的に輸入するために、潜在的リスクの査定を義務付けられています。PICはすべての国々が効果的な規制インフラを確立するまでの暫定措置とみなされています。 PICの作成と導入については、農薬業界向けに国際農薬工業連盟(CropLife International)、および化学工業向けに国際化学工業協会審議会(ICCA)が監視を行っています。国際農薬工業連盟はFAOの行動規範を支持しており、各国協会とその会員組織に、入会の条件としてFAO規範への準拠を義務付けています。農薬業界は引き続きFAOへの援助と振興を図り、未だ効果的な登録制度のない国での規制を推進しています。国際農薬工業連盟の会員として、ダウ・アグロサイエンスはPICを全面的に支持しています。 クロルピリホスは、PICリストには掲載されていません。 |
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