ビームゾル

ビームゾル 製品写真

水稲用殺菌剤ビームゾルは、優れた残効性・耐雨性で、穂ばらみ期から穂ぞろい期の散布で、穂をいもち病から守ります。発病前でも後でもいもち病の蔓延を阻止し、収穫7日前まで使えます。また他剤に耐性のいもち病菌に対しても高い防除効果を示します。

代表的な作物
水稲のいもち病に効果。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
いもち病はまん延が早く、罹病すると大きな被害を招きます。感染防止+まん延防止のビームで防除しましょう。

製品概要

農林水産省登録 / 第17346号
種類名 / トリシクラゾール水和剤
有効成分の種類及び含有量 / トリシクラゾール 20.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 水、界面活性剤、色素等 80.0%
物理的化学的性状 / 淡黄赤色粘稠水和性懸濁液体
毒劇法 / 医薬用外劇物
消防法 / 該当なし
有効年限 / 4年
包装 / 500mℓ×20本 ダンボール箱

特長

  • トリシクラゾールは、メラニン生合成を阻害する殺菌剤で、いもち病菌の侵入を防ぎ安定した効果を発揮します。また、胞子形成阻害、胞子飛散防止による二次感染阻止効果が高く、発病後の散布でもその後の蔓延を抑制します。
  • 浸透移行性に優れているので、稲の茎葉から速やかに吸収移行し、葉いもち、穂いもちを防ぎます。残効性が長く、また、散布後の降雨等による影響も少ないため、長期間安定した高い防除効果を示します。
  • 他剤に耐性のいもち病菌に対しても高い防除効果を示します。
  • 魚介類、カイコ、ハチ類、天敵類、鳥類に対して影響の少ない薬剤です。

適用表

作物名 適用病害虫・雑草木名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
いもち病 原液、80~150mℓ/10a 収穫7日前まで 空中散布 本剤:3回以内
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 6~8倍、800mℓ/10a 収穫7日前まで 空中散布
無人ヘリコプターによる散布
本剤:3回以内
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 20~30倍、3ℓ/10a 収穫7日前まで 空中散布 本剤:3回以内
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 300倍、25ℓ/10a 収穫7日前まで 散布 本剤:3回以内
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
いもち病 1000倍 収穫7日前まで 散布 本剤:3回以内
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)
稲(箱育苗) いもち病 150~500倍
育苗箱(30×60×3㎝、使用土壌約5ℓ)1箱当り0.5ℓ
緑化始期 灌注 本剤:1回
トリシクラゾール:4回以内
(育苗箱への処理は1回以内、本田では3回以内)

上手な使い方

  • 本剤は予防的な散布で高い効果がありますが、発病後の散布でもその後のいもち病の蔓延を抑えます。
  • <葉いもち> 発生が予想される場合、または発病をみたら、直ちに散布してください。
  • <穂いもち> 穂ばらみ後期頃の散布が効果的です。多発生が予想される場合は、穂ぞろい期頃追加散布をしてください。

使用上の注意

  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。
  • 本剤は長時間貯蔵しておくと分離するので、使用の際はビンをよく振って均一な状態に戻してから所定量を取り出してください。なお、希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分撹拌してください。
  • 本剤を本田の水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
  • 本剤を空中散布及び無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    • 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    • 微量散布及び少量散布の場合は、微量散布装置以外の散布器具は使用しないでください。
    • 無人ヘリコプターによる散布にあたっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    • 散布中、薬液が漏れないように機体の散布用配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
    • 散布薬液の飛散によって動植物、特に野菜類の幼苗、なし(二十世紀、幸水、新水等)等の農作物の危被害や自動車の塗装等に被害を与えるおそれがあるなど、各分野に影響があるので、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
    • 水源地、飲料用水等に本剤が飛散流入しないように十分注意してください。
    • 作業終了後は次の項目を守ってください。
      • 使用後の空の容器は放置せず安全な場所に廃棄してください。
      • 機体散布装置は十分洗浄し薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
  • 育苗箱内のいもち病防除に灌注処理する場合は、次の注意事項に十分注意してください。
    • 所定濃度の希釈液を育苗箱の苗の上から均一に灌注してください。
    • 軟弱徒長苗など苗の育成が不調な場合には、葉先が黄化する薬害を生じる恐れがあるので、使用を避けてください。
    • 育苗期間中、極端な高温(30℃以上)が続くと予想される場合は、薬害を生じる恐れがあるので使用を避けてください。
    • 土壌の種類によっては育苗期間中に薬害を生じることがあるので、安全性の確認されている培土を使用してください。
  • 野菜類の幼苗及びなし(二十世紀、幸水、新水等)には薬害を生ずるおそれがあるので、かからないように注意して散布してください。

安全使用上の注意

  • 医薬用外劇物ですので、取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けさせてください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布等の作業の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼 ・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

保管… 直射日光を避け、鍵のかかるなるべく低温な場所に密栓して保管してください。

よくきかれる質問

Q. 25Lの専門ノズルとは?

A. 10アールあたり25Lのような少量散布で使用する場合、通常の片掛けの散布機ではなく、速度連動式地上液剤少量散布装置つきのブームスプレーヤとその専用ノズルによる散布が必要になります。