ジマンダイセン水和剤

ジマンダイセン水和剤 製品写真

時代をこえて愛され続ける保護殺菌剤です。葉への付着が良く、耐雨性に優れた製剤で、感染と降雨の関係が深い黒点病の防除に持続力の差が現れます。幅広い病害虫と広範な作物に登録があり、果樹や多種類の野菜などで幅広く使用されています。

最新登録情報

平成28年5月25日、「おうとう」灰星病、炭疽病に使えるようになりました

代表的な作物
かんきつ、りんご、おうとう、きゅうり、たまねぎ、いちごなど40作物。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
ジマンダイセン水和剤は、1つ目は優れた製剤技術、2つ目は幅広い病害を予防、3つ目は多彩な作物に登録という3つのポイントが自慢の殺菌剤です。

製品概要

農林水産省登録 / 第22345号
種類名 / マンゼブ水和剤
有効成分の種類及び含有量 / マンゼブ [PRTR1種] 80.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 界面活性剤(内、ヘキサメチレンテトラミン[PRTR1種] 3%)等 20.0%
物理的化学的性状 / 淡黄色水和性粉末
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 250g×60袋 ダンボール箱、500g×40袋 ダンボール箱、 1kg×20袋 ダンボール箱、1.67kg×10袋 ダンボール箱、10kg袋、20kg袋

特長

  • マンゼブは、ジチオカーバメート系の保護殺菌剤で、植物体上に付着して主として胞子発芽を強く抑制する事により、病原菌の侵入を阻害し殺菌効果を発揮します。
  • SH酵素など多作用点を阻害するので薬剤耐性が発達しにくく、他剤の耐性菌対策としても効果が期待できます。
  • 多くの作物の病害対策にもっとも広く利用されている殺菌剤のひとつで、国内では40作物の100種類を越える病害、またかんきつには害虫(チャノキイロアザミウマ、ミカンサビダニ)に使用できます。
  • 優れた製剤技術により、安定した防除効果・優れた耐雨性・残効性を発揮します。薬害の恐れが少ない薬剤です。
  • みかん・かんきつへは、無人ヘリコプターによる散布、ばれいしょ・てんさいへは、無人ヘリコプターによる散布、又は少量散布ができます。

適用表

作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
あずき さび病 400倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 3回以内
あずき 茎疫病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 3回以内
いんげんまめ 炭疽病 600倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 4回以内
そらまめ、未成熟そらまめ さび病、輪紋病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 3回以内
だいず べと病 400倍、100~300ℓ/10a 収穫45日前まで 散布 3回以内
だいず 紫斑病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫45日前まで 散布 3回以内
らっかせい そうか病、褐斑病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内
作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
ばれいしょ 疫病、夏疫病 400~600倍
100~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 10回以内
(無人ヘリ散布は3回以内)
ばれいしょ 疫病 100倍
25ℓ /10a
収穫7日前まで 散布 10回以内
(無人ヘリ散布は3回以内)
ばれいしょ 疫病 8倍
3.2ℓ /10a
収穫7日前まで 無人ヘリコプターに
よる散布
3回以内
(マンゼブは10回以内、
無人ヘリ散布は3回以内)
やまのいも 葉渋病、炭疽病 400~600倍
100~300ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 4回以内
たまねぎ べと病、さび病、黒斑病、灰色腐敗病、灰色かび病 400~600倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 5回以内
たまねぎ 白色疫病 400~500倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 5回以内
にんじん 黒葉枯病 400~600倍
100~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内
にんにく 葉枯病 400~500倍
100~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 5回以内
にんにく 白斑葉枯病 400倍
100~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 5回以内
作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
キャベツ べと病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 3回以内
はくさい べと病、白斑病、黒斑病 600倍、100~300ℓ/10a 収穫30日前まで 散布 1回
ねぎ べと病、さび病、黒斑病 600倍、100~300ℓ/10a 収穫14日前まで 散布 3回以内
アスパラガス(露地栽培) 斑点病 500倍、100~300ℓ/10a 収穫終了後、但し秋期まで 散布 6回以内
アスパラガス(露地栽培) 茎枯病、褐斑病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫終了後、但し秋期まで 散布 6回以内
作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
いちご じゃのめ病、炭疽病 600倍、100~300ℓ/10a 仮植栽培期、但し収穫76日前まで 散布 6回以内
かぼちゃ

炭疽病、つる枯病、べと病、疫病

600倍、100~300ℓ/10a 収穫21日前まで 散布 2回以内
きゅうり 炭疽病、褐斑病、つる枯病、疫病、黒星病 600倍、100~300ℓ/10a 収穫前日前まで 散布 3回以内
きゅうり べと病 600~800倍、100~300ℓ/10a 収穫前日前まで 散布 3回以内
トマト 疫病、葉かび病、輪紋病 800倍、100~300ℓ/10a 収穫前日前まで 散布 2回以内
すいか 炭疽病、べと病、つる枯病、疫病、斑点細菌病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫7日前まで 散布 7回以内
メロン 炭疽病、べと病、つる枯病、疫病、斑点細菌病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫7日前まで 散布 5回以内

特用作物

作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
てんさい 褐斑病 400~600倍、100~300ℓ/10a 収穫21日前まで 散布 5回以内
てんさい 褐斑病 125倍、25ℓ/10a 収穫21日前まで 散布 5回以内
てんさい 褐斑病 8倍、1.6ℓ/10a 収穫21日前まで 無人ヘリコプターによる散布 5回以内

果樹

作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
かんきつ(みかんを除く) ミカンサビダニ 1000倍
200~700ℓ/10a
収穫90日前まで 散布 4回以内
かんきつ(みかんを除く) 黒点病、黄斑病、小黒点病 600~800倍
200~700ℓ/10a
収穫90日前まで 散布 4回以内
かんきつ(みかんを除く) 黒点病 5倍
4ℓ /10a
収穫90日前まで 無人ヘリコプター
による散布
4回以内
かんきつ(みかんを除く) 褐色腐敗病、そばかす病、赤衣病、チャノキイロアザミウマ、
炭疽病(さび果)、汚れ果症、幹腐病
600倍
200~700ℓ/10a
収穫90日前まで 散布 4回以内
みかん ミカンサビダニ 1000倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 4回以内
みかん 黒点病 400~800倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 4回以内
みかん 黒点病 5倍
4ℓ /10a
収穫30日前まで 無人ヘリコプター
による散布
4回以内
みかん 黄斑病、小黒点病 600~800倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 4回以内
みかん そうか病 400倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 4回以内
みかん 褐色腐敗病、そばかす病、赤衣病、炭疽病(さび果)、チャノキイロアザミウマ 400~600倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 4回以内
りんご 斑点落葉病、赤星病、黒星病、黒点病、モニリア病、すす点病、すす斑病 500~600倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 3回以内
りんご 褐斑病、炭疽病 600倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 3回以内
りんご 輪紋病 500倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 3回以内
なし 黒星病、赤星病、黒斑病、輪紋病 400~600倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 5回以内
もも 黒星病、果実赤点病、すすかび病 600倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 3回以内
おうとう 灰星病、炭疽病 600倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 2回以内
かき 黒星病、炭疽病、落葉病 400~800倍
200~700ℓ/10a
収穫45日前まで 散布 2回以内
かき 黒点病 400倍
200~700ℓ/10a
収穫45日前まで 散布 2回以内
ぶどう 晩腐病、褐斑病、さび病、べと病、黒とう病 1000倍
200~700ℓ/10a
収穫45日前まで 散布 2回以内
びわ たてぼや病 600倍
200~700ℓ/10a
落弁期まで 散布 2回以内
あけび(果実) そうか病、斑点細菌病 500倍
200~700ℓ/10a
収穫60日前まで 散布 2回以内
マンゴー 炭疽病 800倍
200~700ℓ/10a
収穫45日前まで 散布 2回以内

花き・樹木

作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
トルコギキョウ 炭疽病 400倍、100~300ℓ/10a 発病初期 散布 8回以内
ばら、きく、
カーネーション
炭疽病、黒星病、さび病、べと病、灰色かび病 400~600倍、100~300ℓ/10a 散布 8回以内
シクラメン 炭疽病 500倍、100~300ℓ/10a 散布 1回
斑入りアマドコロ 褐色斑点病、斑点病 400倍、100~300ℓ/10a 散布 8回以内
ベンジャミン 斑点細菌病 400倍、200~700ℓ/10a 散布 8回以内
すぎ 赤枯病 400~600倍、200~700ℓ/10a 散布 2回以内

上手な使い方

  • 所定の濃度に水でうすめ、よくかきまぜて散布してください。展着剤は必要に応じて加えてください。
  • 浸透移行性がない保護殺菌剤で残効性を持っているので、基幹防除剤として体系の中に組み入れる事が効果的です。
  • 野菜・花きで連続使用する場合は、通常7~10日間隔の散布をお勧めします。(登録の範囲内でご使用ください)果樹では地域の防除暦に準じてください。
  • みかん・かんきつの黒点病防除には、積算降雨量が200~250mmに達した後、あるいは1ヵ月間隔での散布が効果的です。
  • みかん・かんきつに使用する場合は、展着剤を加用しない方がより効果的です。

使用上の注意

  • 水溶性内袋入りの製剤を使用する場合には、次の事項に注意してください。
    • 内袋は濡れた手で触れないでください。
    • 内袋はそのまま所定量の水に投入してください。
    • 外袋は開封後は使い切ってください。やむを得ず保管する場合には、出来るだけ速やかに使い切ってください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液、チオジカルブ剤(ラービンなど)との混用は避けてください。
  • ボルドー液との7日以内の近接散布は、薬害を生じる恐れがあるので避けてください。
  • 極端な高温多湿条件下では、軟弱幼苗に薬害を生じる恐れがあるので注意してください。
  • トルコギキョウに使用する場合は、汚れが生じるので採花前の散布は避けてください。
  • おうとうに使用する場合は、着色期の散布は汚れが生じるので注意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤を無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
    • 散布は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
    • 散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    • 散布中、薬液の漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
    • 散布薬液の飛散による他の分野への影響に注意して、散布地域の選定に注意をし、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
    • 散布終了後は、機体の散布装置は十分洗浄してください。
  • ばれいしょに対して希釈倍数100倍、てんさいに対して希釈倍数125倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動型地上液剤散布装置を使用してください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。散布器具の洗浄水などは河川などに流さないでください。また、空容器は環境に影響を与えないよう、適切に処理してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除など関係機関の指導を受けてください。

安全使用上の注意

  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 薬液調製時及び散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服などは他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物などとの接触を避けてください。
  • 夏期高温時の使用を避けてください。
  • 街路、公園などで使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に、小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう、縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜などに被害を及ぼさないよう注意してください。

水産動植物 …

  • 水産動植物(魚類・藻類)に影響を及ぼす恐れがあるので、河川、養殖池などに飛散、流入しないよう注意してください。
  • 無人ヘリコプターによる散布で使用する場合は、飛散しないように特に注意してください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布機具及び容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

保管 … 直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。

よく聞かれる質問


Q. ジマンダイセン水和剤を使用したいのですが、いつ使うと良いですか。

A. 予防効果が高い保護殺菌剤です。病気が発生する前に予防的に使用してください。果樹は10日~2週間おきに、野菜は1週間おきの散布をおすすめします。


Q. 希釈方法がよくわかりません。

A. 水和剤は重さで量ってください。もし難しい時は、例えば5mlの料理用小さじを使うと摺り切り一杯で約2g(比重は0.43)量りとることができます。


Q. 石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤と混用できないとありますが、どの程度散布間隔をあけたらよいですか。

A. 薬害を防ぐため、先に石灰硫黄合剤、ボルドー液等のアルカリ性薬剤、ラービン剤等を散布し、散布後少なくとも10日以上を空けてジマンダイセンを散布してください。


Q. ラベルに記載されている以外の作物で使用できますか。

A. ラベルに記載されていない作物に使用することはできません。使用した場合、その作物を出荷することはできません。