インダーフロアブル

インダーフロアブル 製品写真

殺菌剤インダーフロアブルは、果樹とお茶の病害に優れた効果を発揮します。予防効果に加え治療効果が高く、感染初期の散布でも菌糸の伸長を阻害して、病斑の進展を防ぎます。低濃度で使用でき、薬液による作物への汚れがほとんどありません。

代表的な作物
りんご、もも、うめ、おうとうなど。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
幅広い果樹に低濃度で散布できるインダーフロアブルは、多品種栽培の果樹農家のみなさまにも使いやすい殺菌剤です。

製品概要

農林水産省登録 / 第20616号
種類名 / フェンブコナゾール水和剤
有効成分の種類及び含有量 / フェンブコナゾール [PRTR1種] 22.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 水、界面活性剤 等 78.0%
物理的化学的性状 / 類白色水和性粘稠懸濁液体
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 100ml×10本×6 ダンボール箱

特長

  • フェンブコナゾールは、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロール生合成を阻害し、殺菌効果を発揮します。
    (EBI剤、またはその作用機作からDMI剤に分類されます)
  • フェンブコナゾールは、植物体に進達後散布部位にとどまるため、優れた耐雨性と残効性を発揮します。
  • 予防効果に加え治療効果が高く、感染初期の散布でも菌糸の伸長を阻害して、病斑の進展を防ぎます。
  • 幅広い病害に有効で、茶・落葉果樹の重要病害に安定した効果を示し、残効性にも優れています。
  • 低濃度で使用でき、薬液による作物への汚れがほとんどありません。
  • 人畜に対する毒性が低く、ミツバチ・蚕などの有用昆虫、また花粉の発芽に対する影響はほとんどありません。

適用表

作物名 適用病害名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
あんず 灰星病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 2回以内
うめ 黒星病、すす斑病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
もも 黒星病、灰星病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 4回以内
すもも 灰星病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 4回以内
ネクタリン 黒星病、灰星病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 4回以内
おうとう 灰星病、幼果菌核病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
なし 黒星病 5000~12000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内
なし 赤星病 8000~12000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内
なし 輪紋病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内
なし うどんこ病 5000~10000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内
ぶどう 黒とう病、うどんこ病
灰色かび病、褐斑病
8000倍
200~700ℓ/10a
収穫30日前まで 散布 3回以内
りんご 赤星病 8000~12000倍
200~700ℓ/10a
収穫14日前まで 散布 3回以内
りんご 黒星病、うどんこ病 5000~12000倍
200~700ℓ/10a
収穫14日前まで 散布 3回以内
りんご モニリア病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫14日前まで 散布 3回以内
りんご 褐斑病、黒点病、すす点病、すす斑病 10000倍
200~700ℓ/10a
収穫14日前まで 散布 3回以内
かき 炭疸病、うどんこ病、落葉病 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
もち病、網もち病 5000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
炭疽病、褐色円星病 5000~8000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
りんどう 花腐菌核病、葉枯病 5000倍
200~300ℓ/10a
発病初期 散布 5回以内

上手な使い方

<りんご>

  • モニリア病に対し、潜伏感染期での治療効果と予防効果を有します。芽出し以降の慣行殺菌剤との体系使用で開花直前に散布する事により、モニリア病による花腐れや実腐れを抑制します。
  • 開花期前後処理で黒星病、赤星病、すす点病、すす斑病の同時防除ができます。

<なし>

  • 黒星病の果実感染防止効果に優れています。開花前後、果実肥大期が防除適期です。

<もも・すもも・ネクタリン・おうとう・あんず>

  • 灰星病の果実感染防止効果に優れています。果実の汚れも少なく、収穫前日まで使うことができます。(あんずは収穫21日まで)

<うめ>

  • 収穫前日まで使用でき、汚れも残らないので、発病状況に合わせて黒星病、すす斑病の防除ができます。

<茶>

  • 炭疸病に高い治療効果を示します。三番茶を摘採しない園では三番茶生育期、三番茶を摘採する園では秋芽生育期の2~3葉期が防除適期です。

使用上の注意

  • 本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際してはよく振ってください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水などは、河川等に流さないでください。また、空容器は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 万一誤って飲み込んだ場合は、吐き出させ、安静にして直ちに医師の手当を受けさせてください。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、安静にして直ちに医師の手当を受けてください。
  • 散布の際は、保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。

保管 … 直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

よく聞かれる質問


Q. 他の農薬と混用できますか。

A. 殺虫剤と殺菌剤で事例がある混用事例は、混用事例集をご覧ください。


Q. なしの黒星病と輪紋病の希釈倍数に幅がありますが、同時防除をしたい場合にはどちらの希釈倍数で散布すべきですか。

A. 両方の病害に効果を期待するには5000倍で散布してください。


Q. カブリダニにはどんな影響がありますか。

A. EBIに分類される殺菌剤なので影響は極めて少ないと考えられます。ご心配な時は薬剤散布の次の日に導入してください。