クリンチャーバスME液剤

クリンチャーバスME液剤 製品写真

クリンチャーバスME液剤は、茎葉散布で発芽後から5葉期までのノビエを枯殺します。また生育の進んだ広葉雑草や多年生雑草に対しても、高い効果を示します。取りこぼした雑草やSU抵抗性雑草に、最後の切り札になります。後期の水田除草には、クリンチャーバスME液剤にお任せを。

最新登録情報

平成28年8月3日、適用地帯、適用土壌が削除されました

代表的な作物
水稲のノビエなど水田一年生雑草、キシュウスズメノヒエ、アゼナ、オモダカ、ホタルイ、クログワイなど。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
ヒエも広葉雑草も両方発生している水田には、クリンチャーバスがお役に立ちます。5葉までのヒエと生育が進んだ広葉雑草にお悩みの時は、クリンチャーバスが効果的です。展着剤は加えず晴天が続く時に散布してください。

製品概要

農林水産省登録 / 第19200号 種類名 / シハロホップブチル・ベンタゾン液剤
有効成分の種類及び含有量 / シハロホップブチル [PRTR1種] 3.0%、ベンタゾン 20.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 有機溶剤、界面活性剤、水 等 77.0%
(内 メチルナフタレン [PRTR1種] 1%)
物理的化学的性状 / 黄赤色澄明水溶性液体
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 500ml×20本 ダンボール箱

特長

  • シハロホップブチルは、イネ科雑草の茎葉部から速やかに吸収され作用点へ移行、ベンタゾンは、広葉雑草の茎葉部・根部から吸収され作用点に達し、それぞれ効果を発揮します。
  • 茎葉散布で、発芽後から5葉期までのノビエを枯殺します。また生育の進んだ広葉雑草や多年生雑草に対しても、高い効果を示します。
  • 主要な多年生雑草であるウリカワ、ホタルイ、ミズガヤツリ、クログワイ、ヘラオモダカなどに対し、高い効果を示します。
  • 前処理が取りこぼした雑草や、後発生の雑草防除に使えるほか、スルホニルウレアに抵抗性を示した雑草の防除にも効果的です。
  • イネと雑草間の代謝速度の違いにより、イネに高い安全性を示します。
  • 直播水稲にも使用できます。

適用表

作物名 適用雑草名 使用量 使用時期 使用方法 使用回数
移植
水稲
水田一年生雑草 及び
マツバイ、
ホタルイ、
ウリカワ、
ミズガヤツリ、
ヘラオモダカ、
オモダカ、
セリ、
クログワイ、
コウキヤガラ、
シズイ、
キシュウスズメノヒエ
薬量
1000mℓ/10a
希釈水量
70~100ℓ/10a
移植後15日~ノビエ5葉期
但し収穫50日前まで
落水散布
又は
ごく浅く
湛水して
散布
本剤:
2回以内
シハロホップブチル:
3回以内
ベンタゾン:
2回以内
直播
水稲
水田一年生雑草 及び
マツバイ、
ホタルイ、
ウリカワ、
ミズガヤツリ、
ヘラオモダカ
薬量
1000mℓ/10a
希釈水量
70~100ℓ/10a
播種後10日~ノビエ5葉期
但し収穫50日前まで
乾田・落水
状態で
雑草茎葉散布
本剤:
2回以内
シハロホップブチル:
3回以内
ベンタゾン:
2回以内

上手な使い方

  • 展着剤は使用しないでください。
  • 雑草の茎葉全体及び株元によく付着するように散布してください。
  • 落水状態で散布時は3日、浅水処理では5日、そのままの状態を保ってください。
  • 散布適期を越えると効果が劣るので、時機を失しないように散布してください。

使用上の注意

  • 散布液は使用当日に調製してください。
  • 薬害の恐れがあるので、展着剤は加用しないでください。
  • 移植水稲では、散布する前に落水状態にして水の出入りを止め、撒きむらのないように均一に散布してください。また水を落とすことができないところでは、漏水のない水田に限り、できるだけ浅水状態(雑草が水面上に出る状態)にして撒きむらのないように均一に散布してください。
  • 散布後少なくとも3日間(浅水処理は5日間)はそのままの状態を保ち、入水、落水、かけ流しはしないでください。また散布後7日間は降雨の有無にかかわらず落水、かけ流しはしないでください。
  • 処理後2日以内に降雨があると効果が不十分になる恐れがあるので、晴天の持続する時を選んで使用してください。
  • 深水にすると効果が劣るので注意してください。
  • 漏水田(減水深2cm/日以上)では薬害が発生する恐れがあるので、使用しないでください。
  • 本剤は生育期に入った雑草に効果がありますが、雑草、特に多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布してください。
    • ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカでは、発生盛期から増殖中期まで
    • オモダカでは、発生盛期(草丈5~15cm) まで
    • セリでは増殖初期~盛期まで
    • クログワイでは、発生盛期(草丈10~20cm) まで
    • コウキヤガラでは、発生盛期まで
    • シズイでは、草丈5cm程度まで
    • 本田内に再生するキシュウスズメノヒエ防除では、再生茎3~6cmまで
    • 畦畔より侵入するキシュウスズメノヒエでは、畦畔からのほふく茎1m以内の株全体に
  • オモダカ、クログワイ防除は、オモダカ、クログワイに有効な前処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 薬害の恐れがあるので、重複散布を避けてください。
  • 軟弱稲では薬害(接触害)の恐れがあるので使用は避けてください。
  • 高温など薬害を生じやすい条件での使用は多めの希釈水量を用い、低濃度液をなるべく水稲にかからないように散布してください。
  • 薬害を生じる恐れがあるので、周辺作物にかからないよう十分注意してください。
  • 乾田直播水稲に使用する場合、以下の点に特に注意してください。
    • 重複散布を避けてください。
    • 軟弱徒長苗での使用は避けてください。
    • 高温期または高温が予想されるときは使用を避けてください。
  • 乾燥が続いた条件では除草効果が低下する場合があるので注意してください。特に乾田直播水稲に使用する場合は注意してください。
  • 使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川などに流さないでください。また、空容器は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないよう注意してください、
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。 使用後は洗眼してください。
  • かぶれやすい人は、取扱いに注意してください

水産動植物 … 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。

  • 散布後は、河川、養殖池等に流入しないよう水管理に注意してください。

保管… 直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

よく聞かれる質問

Q. クリンチャーバスME液剤を使用するタイミングは

中後期の水稲除草剤ですので、ノビエ5葉期までに茎葉処理してください。ノビエ以外の雑草、例えば広葉雑草、カヤツリグサ科雑草、ホタルイ、オモダカ、クログワイなどに効果があります。ノビエ以外の散布タイミングの葉例などは製品説明をご覧ください。残効はありません。


Q. 茎葉処理後どのくらい経てば、雨が降っても効果に影響がないのでしょうか?

A. クリンチャーバスME液剤は、処理後2日以内の降雨があると、効果が低下する恐れがありますので、晴天の日を選んで散布してください。


Q. ノビエが枯れないことがあるのはどうしてか?

A. ノビエの高さが土面から15cmを超えると5葉期を超えている恐れがありますので効果が不足することがあります。商品ラベルの葉齢内で散布してください。また他の雑草も含め、ラベルに記載されている葉齢は効果がでる限界の葉齢ですので、早めの散布をお勧めします。


Q. 希釈した液を保存できるか?

A. 保存はしないでください。使用する当日に希釈して散布してください。