クリンチャーEW

クリンチャーEW 製品写真

クリンチャーEWは、茎葉散布で発芽後から6葉期のノビエを防除します。育苗箱でも使えるほど、イネへの安全性が高いのが特長です。散布後7日~10日後に効果が完成します。移植水稲だけでなく、直播水稲、飼料用米、WCS、多様な栽培形態でお役に立つヒエ専用除草剤です。

最新登録情報

平成28年8月3日、適用地帯、適用土壌が削除されました

代表的な作物
水稲のノビエ、キシュウスズメノヒエ、アゼガヤなど。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
ヒエは後からでもどんどん生えてくるので防除が厄介ですが、イネに安全なクリンチャーは収穫30日前まで使えます。吸収されるのも早いので降雨にも強い除草剤です。6葉までのヒエに、展着剤を加えてご使用ください。

製品概要

農林水産省登録 / 第19195号
種類名 / シハロホップブチル乳剤
有効成分の種類及び含有量 / シハロホップブチル [PRTR1種] 30.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 有機溶剤、界面活性剤、水 等 70.0%(内 ナフタレン [PRTR1種] 3%、メチルナフタレン [PRTR1種] 9 %)
物理的化学的性状 / 黄赤色澄明水溶性液体
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 100ml×10本×3 ダンボール箱、500ml×20本 ダンボール箱

特長

  • 水稲のノビエ防除剤です。茎葉散布で発芽後から6葉期までのノビエに高い効果を示します。
  • シハロホップブチルは、雑草の茎葉部から速やかに吸収され作用点へ移行し、殺草効果を発揮します。
  • 効果の発現が比較的速く、ノビエに葉の黄化・褐変症状が現れた後枯死させます。
  • 散布後に降雨や土質の違いによる効果への影響はほとんど有りません。
  • イネとノビエ間の代謝分解速度の違いにより、イネに高い安全性を示します。
  • 散布後は、環境中で速やかに分解され不活性化するので、稲わらや土壌への残留の心配はありません。
  • ノビエのほか、キシュウスズメノヒエ、アゼガヤにも効果があります。
  • 直播水稲や、育苗箱で使用することも出来ます。

適用表

作物名 適用雑草名 使用量 使用時期 使用方法 使用回数
移植水稲 ノビエ、
キシュウスズメノヒエ、
アゼガヤ
薬量
100mℓ/10a
希釈水量
25~100ℓ/10a
移植後20日~ノビエ6葉期
但し収穫30日前まで
湛水散布
又は
落水散布
本剤:2回以内
シハロホップブチル:
3回以内
直播水稲 水田一年生
イネ科雑草
薬量
100mℓ/10a
希釈水量
25~100ℓ/10a
播種後10日~ノビエ5葉期
但し収穫30日前まで
雑草
茎葉散布
本剤:2回以内
シハロホップブチル:
3回以内

(箱育苗)
ノビエ 希釈倍数
1000倍
使用液量
育苗箱当り18mℓ
(30×60cm)
播種後10日~ノビエ5葉期 雑草
茎葉散布
本剤:2回以内
シハロホップブチル:
3回以内

上手な使い方

  • 散布時には展着剤を加用してください。
  • 雑草の茎葉全体及び株元によく付着するように散布してください。
  • 散布適期を越えると効果が劣るので、時機を失しないように散布してください。

使用上の注意

  • 散布液は使用当日に調製してください。
  • 本剤は乳濁性液体なので、使用の際は容器をよく振って均一な状態にしてから所定量を取り出してください。
  • 本剤の使用の際は展着剤を加用してください。
  • 本田内に再生するキシュウスズメノヒエでは再生茎3~6葉期が本剤散布の適期です。また、畦畔より侵入するキシュウスズメノヒエ防除では畦畔からのほふく茎1m以内の株全体に株元まで散布してください。
  • アゼガヤには、草丈60cmまで有効なので、時期を失しないように散布してください。
  • 広葉雑草には効果がないので、広葉雑草が混在する圃場ではそれらに有効な剤と組み合わせて使用してください。
  • 落水条件で散布する際は、撒きむらがないように均一に散布してください。
  • 湛水条件で散布する際は、原液散布では効果がないので、散布液を使用当日に調製し、水の出入りを止めて湛水のまま均一に雑草茎葉散布してください。少なくとも3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 漏水田(減水深2cm/日以上)では、薬害が発生する恐れがあるので使用しないでください。
  • 少水量散布(25~50ℓ/10a)には専用ノズルを使用してください。
  • 本剤はとうもろこし、食用びえ、ソルガムなどのイネ科作物及びキャベツの生育を阻害する恐れがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合にはかからないよう十分注意してください。また、散布田の水田水をこれらの作物に灌水しないようにしてください。
  • 乾燥が続いた条件では除草効果が低下する場合があるので注意してください。特に乾田直播水稲に使用する場合は注意してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川などに流さないでください。また、空容器は水産動物に影響を与えないよう適切に処理してください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などのないように注意してください。

水産動植物… 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。本剤を使用した苗は、養魚田には移植しないでください。

保管 … 直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

よくきかれる質問

Q. クリンチャーEWを使用するタイミングは

中後期の水稲除草剤で、成長したノビエに効果があります。ノビエ6葉期までに茎葉処理してください。残効はありません。


Q. 茎葉処理後どのくらい経てば、雨が降っても効果に影響がないのでしょうか?

A. 散布後処理液が葉面で一度乾けば効果はあります。


Q. ノビエが枯れないことがあるのはどうしてか?

A. ノビエの高さが土面から15cmを超えると5葉期、20cmを超えると6葉期を超えている恐れがありますので効果が不足することがあります。商品ラベルの葉齢内で散布してください。また他の雑草も含め、ラベルに記載されている葉齢は効果がでる限界の葉齢ですので、早めの散布をお勧めします。


Q. 希釈した液を保存できるか?

A. 保存はしないでください。使用する当日に希釈して散布してください。


Q. クリンチャーEWの散布水量25L/10アールの専門ノズルとは?

A. 10アールあたり25Lのような少量散布で使用する場合、通常の片掛けの散布機ではなく、速度連動式地上液剤少量散布装置つきのブームスプレーヤとその専用ノズルによる散布が必要になります。