ファルコンフロアブル

ファルコンフロアブル

 ファルコンフロアブルは、食毒による脱皮促進作用により異常脱皮を誘発し、発育や摂食行動を阻害して死に至らせます。残効性・耐雨性に優れており、チョウ目幼虫の発育令にかかわらず安定した効果を発揮します。有用昆虫や天敵への影響が少なく、作物や人畜に対する優れた安全性から、IPM(総合的病害虫管理)防除に適しています。

代表的な作物
だいこん、キャベツ、ブロッコリー、かんしょなど。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
チョウ目害虫も脱皮促進させて防除するファルコンは、散布後まもなく食害を止めます。老齢幼虫にもおすすめします。

製品概要

農林水産省登録 / 第20676号
種類名 / メトキシフェノジド水和剤
有効成分の種類及び含有量 / メトキシフェノジド 20.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 水、界面活性剤 等 80.0%
物理的化学的性状 / 淡褐色水和性粘稠懸濁液体
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 125ml×10本×4 ダンボール箱、250ml×20本 ダンボール箱

特長

  • メトキシフェノジドは、新規作用機作の脱皮促進作用(MAC†)を持つ成分で、チョウ目害虫に対し食毒による脱皮促進作用により異常脱皮を誘発し、発育や摂食行動を阻害して死に至らせます。
  • ユニークな作用機作により、既存の抵抗性を示した害虫にも効果を示します。
  • 残効性・耐雨性に優れており、幼虫の発育令にかかわらず安定した効果を発揮します。
  • 多くの有用昆虫、天敵類、鳥類等への影響が少なく、作物や人畜に対する優れた安全性から、IPM(総合的病害虫管理)防除に適しています。
  • ミツバチ・マルハナバチは0~1日後に導入できます。蚕に対する安全日数は60日です。

†MAC:Molting Accelerate Compound

適用表

作物名 適用病害虫・雑草木名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
だいこん アオムシ、ヨトウムシ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
キャベツ コナガ 1000倍
150~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
キャベツ アオムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、タマナギンウワバ 2000~4000倍
150~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
キャベツ オオタバコガ 2000倍
150~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
キャベツ ハイマダラノメイガ 4000倍
150~300ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
はくさい アオムシ、ヨトウムシ 4000倍
150~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
ブロッコリー ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 4000倍
150~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
はなっこりー ハスモンヨトウ 4000倍
150~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
レタス ハスモンヨトウ、オオタバコガ 2000~4000倍
150~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
非結球レタス ハスモンヨトウ、オオタバコガ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
つるな ハスモンヨトウ 4000倍
150~180ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
いちご ハスモンヨトウ、オオタバコガ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 3回以内
トマト ハスモンヨトウ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
トマト オオタバコガ 2000~4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
なす ハスモンヨトウ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
なす オオタバコガ 2000~4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ピーマン ハスモンヨトウ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ピーマン オオタバコガ 2000~4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ししとう ハスモンヨトウ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ししとう オオタバコガ 2000倍
100~300ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ねぎ シロイチモジヨトウ 4000倍
150~200ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
はすいも(葉柄) ハスモンヨトウ 2000倍
100~150ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
ふき ハスモンヨトウ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
食用ぎく ハスモンヨトウ 4000倍
200ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
食用金魚草 ハスモンヨトウ 4000倍
150~200ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
おうとう ハマキムシ類 6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
なし ハマキムシ類、ケムシ類 6000倍
200~700ℓ/10a
収穫前日まで 散布 2回以内
もも ハマキムシ類 6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
りんご ハマキムシ類 4000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 3回以内
りんご ケムシ類、ヨモギエダシャク 6000倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 3回以内
りんご キンモンホソガ 2000倍
200~700ℓ/10a
収穫21日前まで 散布 3回以内
かんしょ ハスモンヨトウ、ナカジロシタバ 4000倍
100~300ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
チャハマキ 4000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
チャノホソガ、チャノコカクモンハマキ、ヨモギエダシャク 4000~8000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
ハスモンヨトウ 8000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
てんさい ヨトウムシ 4000~6000倍
100~150ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 3回以内

上手な使い方

  • 本剤は植物体上での移行性はありません。対象害虫に対してはラベルに従い所定濃度に薬液を調製し、害虫発生初期に散布むらのないように十分量を散布してください。
  • 抵抗性回避のため、ハマキムシ類、その他チョウ目害虫への連続散布は避け、ラベルの使用回数内であっても、必要があれば作用機作の違う剤とのローテーションを病害虫防除指導関係機関とご相談ください。

使用上の注意

  • 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかきまぜてから散布してください。
  • 桑に付着する恐れのある地域では使用しないでください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。散布機具及び容器の洗浄水などは、河川などに流さないでください。また、空容器などは環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。

安全使用上の注意

  • 散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
  • 作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。

保管 … 直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。

よく聞かれる質問


Q. 他の農薬と混用できますか。

A. 殺虫剤と殺菌剤で事例がある組み合わせは混用事例集をご覧ください。


Q. カブリダニにはどんな影響がありますか。

A. ファルコンフロアブルはチョウ目害虫に特異的に効果を示します。これまでの試験では、カブリダニに影響が少ないことを確認しています。