スピノエースフロアブル

スピノエースフロアブル 製品写真

スピノエースフロアブルは微生物がつくる、天然物由来の殺虫剤です。主要な果樹のアザミウマ類やチョウ目害虫などに優れた効果を示します。独自の作用機作を示すので、他剤に抵抗性を有した害虫にも有効です。

最新登録情報

平成28年11月2日、「さんしょう(果実)}アザミウマ類に使えるようになりました

有機農産物・特別栽培農産物と スピノエース
有効成分のスピノサドは、有機JAS規格の基準に合致する資材(別表2の農薬)として記載されていますので、有機農産物に使用する事が出来ます。また、特別栽培農産物の使用回数にカウントされない農薬としても認められています。

代表的な作物
かんきつ、もも、すもも、ネクタリンなど。詳細はページ下の「適用表」をクリックしてご覧ください。

営業担当より
果実が害虫の被害を受けると商品価値を大きく損ないますが、スピノエースはアザミウマ類やチョウ目害虫に被害から果樹を守ります。

製品概要

農林水産省登録 / 第20174号
種類名 / スピノサド水和剤
有効成分の種類及び含有量 / スピノサド 20.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 水、界面活性剤 等 80.0%
物理的化学的性状 / 類白色水和性粘稠懸濁液体
劇毒法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効年限 / 5年
包装 / 250ml×20本 ダンボール箱

特長

  • スピノサドは、土壌放線菌が産生する天然物由来の殺虫剤で、食毒又は接触毒により害虫の神経伝達を撹乱し、殺虫効果を発揮します。
  • 独自の作用機作が既存の抵抗性害虫にも効果を示し、優れた速効性・耐雨性により、通常の条件下で7~10日以上の安定した残効性を発揮します。
  • ハマキムシ等のチョウ目害虫、広範なアザミウマ類に優れた効果を示します。
  • ハチ類に直接かかると影響があります。ハチ類及び巣箱には直接薬剤がかからない様に注意してください。
  • 蚕には長時間毒性がありますので、付近に桑園がある所では使用しないでください。

適用害虫の範囲と使用方法

作物名 適用害虫名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
かんきつ ミカンハモグリガ、
アザミウマ類、
ナミアゲハ
4000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫7日前まで 散布 2回以内
もも ミカンキイロアザミウマ 4000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
もも シンクイムシ類 2000~4000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
もも モモハモグリガ 2000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
もも リンゴコカクモンハマキ 4000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
すもも スモモヒメシンクイ 4000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
ネクタリン ミカンキイロアザミウマ 4000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
ネクタリン シンクイムシ類 2000~4000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
ネクタリン モモハモグリガ 2000~6000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
ネクタリン リンゴコカクモンハマキ 4000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 2回以内
りんご キンモンホソガ
ハマキムシ類
2000~3000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
りんご モモシンクイガ 2000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 3回以内
さんしょう(果実) アザミウマ類 5000倍
200~700ℓ/10a
収穫3日前まで 散布 1回
チャノコカクモンハマキ、
チャノホソガ、
チャノキイロアザミウマ
2000~4000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内
チャハマキ
ヨモギエダシャク
4000倍
200~400ℓ/10a
摘採7日前まで 散布 2回以内

上手な使い方

  • 本剤は植物体上での移行性はありません。害虫発生初期に葉裏までムラ無く付着するよう十分量を散布してください。
  • 抵抗性回避のため、ハマキムシ類、アザミウマ類への連続散布は避け、ラベルの使用回数内であっても、必要があれば作用機作の違う剤とのローテーションを病害虫防除指導関係機関とご相談ください。
  • 本剤を取り出す前に、容器を軽く上下に5~10回程度反転させ、薬剤を均一な状態にしてから所定量を取り出してください。激しく振ると計量しづらくなるなりますが、重量での計量もできます。(本剤の比重は約1.0ですので、1mlと1g中に含まれる有効成分の量にほとんど差はありません)

使用上の注意

  • 本剤は懸濁性液体なので、使用の際は容器をよく振って均一な状態にしてから所定量を取り出してください。なお希釈する場合は、所定量の水に加えてから十分撹拌してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
  • 本剤は、植物体上での浸透移行性がないため、葉裏にもよくかかるように散布してください。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、付近の桑に付着する恐れがある場所では使用しないでください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下の事に注意してください。
    • ミツバチの巣箱及びその周辺にかからないようにしてください。
    • 受粉促進を目的としてミツバチなどを放飼中の施設や果樹園等では、使用を避けてください。
    • 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体など)に対して、周辺で養蜂が行われているか確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は河川などに流さないでください。また、空容器などは水産動植物に影響を与えないように適切に処理してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。

安全使用上の注意

  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。

保管 … 直射日光を避け、なるべく低温な場所に密栓して保管してください。