ザイトロンアミン液剤

ザイトロンアミン液剤
ザイトロンアミン液剤は、マメ科・キク科雑草をはじめ幅広い広葉雑草対策におすすめです。雑草発生後、大きくなっていても生育状態に合わせ薬量を調製して除草可能です。芝以外に、ゴルフ場内のクズやつる類、落葉雑かん木などの樹木にまで幅広く使用できます。

製品概要

農林水産省登録 / 第14673号
種類名 / トリクロピル液剤
有効成分の種類及び含有量 / トリクロピル [PRTR1種] 44.0%
その他の成分の種類及び含有量 / 水(内 エチレンジアミン四酢酸[PRTR1種]2%)等 56.0%
物理的化学的性状 / 暗褐色水溶性液体
毒劇法 / 該当なし
消防法 / 該当なし
有効期限 / 5年
包装 / 1ℓ×10本 ダンボール箱

特長

  • トリクロピルは、オーキシン阻害系の除草剤で、茎葉より吸収され植物体内の成長の盛んな部位へ移行して細胞分裂・伸長を阻害し、植物体全体を枯死させます。
  • フェノキシ系除草剤では効きにくいチドメグサや多年生のマメ科やキク科雑草に卓効を示します。
  • クズやつる類、落葉雑かん木の防除にも威力を発揮します。

適用表

作物名 適用病害虫・雑草木名 希釈水量・使用量 使用時期 使用方法 使用回数
芝(日本芝) 一年生広葉雑草、
クローバー、チドメグサ等の
多年生広葉雑草
薬量 200~600mℓ/10a
使用液量 150~200ℓ/10a
雑草生育期 雑草茎葉散布 3回以内
作物名: 樹木等
適用場所: 公園、庭園
堤とう、駐車場、道路、運動場
宅地、のり面等
一年生広葉雑草
多年生広葉雑草
薬量 500~1000mℓ/10a
使用液量 200~250ℓ/10a
雑草生育期 植栽地を除く
樹木等の周辺地に
雑草茎葉散布
3回以内
作物名: 樹木等
適用場所: 公園、庭園
堤とう、駐車場、道路、運動場
宅地、のり面等
ニセアカシア 希釈倍数 20倍
使用液量 10~20mℓ/株径10cm
3~9月 切株処理 2回以内
作物名: 樹木等
適用場所: 公園、庭園
堤とう、駐車場、道路、運動場
宅地、のり面等
ニセアカシア 希釈倍数 3倍
使用液量 3mℓ/樹径8~9cm
3~9月 立木処理 2回以内
すぎ、ひのき(下刈り) 落葉雑かん木
一年生広葉雑草
多年生広葉雑草
クズ
薬量 350mℓ/10a
使用液量 30ℓ/10a
雑草木の
新葉展開後
~生育期
雑草木茎葉散布 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
雑かん木 希釈倍数 10~15倍
使用液量 45mℓ/株径15cm
4~10月 切株処理 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
クズ 希釈倍数 25倍
使用液量 10~20mℓ/株径3~5cm
4~10月 切株処理 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
クズ 希釈倍数 3倍
使用液量 1mℓ/株
11~5月 株頭処理 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
クズ、フジ等の
つる類
希釈倍数 2~3倍
使用液量 0.5~2mℓ/株径2~5cm
4~10月 つる切り処理 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
ニセアカシア 希釈倍数 20倍
使用液量 10~20mℓ/株径10cm
3~9月 切株処理 2回以内
作物名: 林木
適用場所: 造林地
ニセアカシア 希釈倍数 3倍
使用液量 3mℓ/樹径8~9cm
3~9月 立木処理 2回以内

使用上のポイント

  • 雑草の葉が完全に展葉した生育期に散布してください。
  • 降雨後に散布する場合は、雑草の葉面が乾いてから散布してください。
  • 展着剤は必ず加え、散布液が葉に完全に付着するようにムラなく散布してください。
  • 散布後に雑草を刈り込む場合は、散布後3日以上たってから刈り込んでください。
  • 芝地で使用する場合、温度が上がると薬剤の活性が高くなり、効果は良くなりますが薬害(黄変)もでやすくなるので、注意してください。

殺草スペクトラム

  • カタバミには効果が不十分な場合があるので、カタバミの多い所では所定範囲の多めの薬量で処理してください。
  • イネ科雑草には効果が無いので、イネ科雑草の多い所では使用しないでください。
  • 広葉雑草のうち、オオバコ、スイバなどには効果が劣るので、それらの優先する所での使用は避けてください。

使用上の注意

  • 使用の際は展着剤を加用してください。
  • イネ科雑草には効果がないので、イネ科雑草の多い所では使用しないでください。
  • 広葉雑草の中、オオバコ、スイバなどには効果が劣るので、それらの優占する所では使用しないでください。また、カタバミにも効果が不十分な場合があるので、カタバミの多い所では所定の範囲の多めの薬量で使用してください。
  • 草花、植木等などの周辺の植物に薬害を生じる恐れがあるので、かからないように注意して散布してください。
  • 散布後の降雨は効果を減ずるので、天候を見定めてから散布してください。また、降雨後に散布する場合は雑草が乾いてから散布してください。
  • 日本芝に使用する場合は、次のことに注意してください。
    • ターフを形成した日本芝に使用し、西洋芝には薬害を生ずるので使用しないでください。
    • 雑草発生前~発生初期の処理では効果が劣るので雑草が生え揃った後の雑草生育期に散布してください。
    • 本剤の処理により、黄変等の薬害を生ずることがありますが、やがて回復し、その後の生育に対する影響 は認められていません。但し、夏期高温時や芝の 生育が劣っている場合には黄変の程度が大きくなるので十分注意してください。
  • 公園、堤とう等で使用する場合、特に以下のことに注意してください。
    • 激しい降雨の予想される場合は、使用しないでください。
    • 散布薬液の飛散、あるいは本剤の流出によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分注意して散布してください。
    • 水源地などに本剤が飛散・流入しないよう十分注意してください。
    • 散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう散布地域の選定に注意し、散布区域の諸物件に十分留意してください。
  • すぎ、ひのき(下刈り)に使用する場合は、次のことに注意してください。
    • 落葉雑かん木に使用する場合、1.5m以上のものに対しては効果が劣るので1.5m以下の時期に使用してください。また、ムラサキシキブ、リョウブ、クロモジには効果が不十分なので、それらの優占するところでは使用しないでください。
    • 造林木に直接かかると薬害を生じる恐れがあるので、かからないように散布してください。
  • ①雑かん木及びニセアカシアの切株処理に使用する場合は、株の側面にナタなどで傷をつけてから、切口及び側面に薬液が十分付着するように散布してください。。
    ②クズの株頭処理に使用する場合は、株際よりつるを切断した切口に薬液が十分付着するように処理してください。
    ③クズ・フジ等つる類のつる切処理に使用する場合は、1~3ヵ所ナタ等でつるに傷をつけてから、切口に薬液が十分付着するように処理してください。
  • ニセアカシアの立木処理に使用する場合には、幹の周囲に切れ目なく切傷をつけてから、その部分に薬液が十分付着するように処理してください。
  • 金属腐食性があるので、散布器具や薬液の調製に使用した容器等は、使用後直ちに水で十分洗ってください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

安全使用上の注意

  • 誤飲などの無いよう注意してください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、散布液調製時及び立ち木、切り株などの処理の際は、保護眼鏡を着用して眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをすると共に洗眼してください。
  • 公園で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないように縄囲いやや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意してください。

水産動植物この登録に関わる使用方法では該当がありません。

保管 ・・・ 直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温な場所に密封して保管してください。