シロアリの実態
シロアリについて学べば学ぶほど、私たちの家、私たちのビル、そして私たちの生活に隠れて存在する被害の大きさが、明らかになっていきます。次にあげる重要な事柄を考えてみてください。
シロアリは建物にダメージを与えます。
-
日本でのシロアリ被害は、年間数百億円と言われています。また、新築住宅においても必ずシロアリ対策を施す事が義務付けられています。
-
数万匹の小さなシロアリコロニー(巣)でも、放置すると5~6ヶ月間で柱の数十センチ分程度は食べてしまいます1 。
-
日本において、シロアリ被害の90パーセント以上は、“地下シロアリ”によるものです。
-
日本の地下シロアリのコロニー(巣)は、通常数万・数十万(ヤマトシロアリ)~百数十万(イエシロアリ)におよぶ規模から成り、それぞれのシロアリ種で10メートル~100メートル以上の距離の地下を動き回り食物を集めます2 。
シロアリは何をするの?
-
新しいコロニー(巣)を造るために羽アリが巣から飛び出す時期は、主にヤマトシロアリ生息地域の東日本では4月末~5月初め、ヤマトシロアリも、イエシロアリも生息している西日本では5月末~6月頃に始まります。
-
コロニーの構成は、その90%以上が職蟻(働きアリ)です。
-
シロアリは鉛板、アスファルト、漆喰、モルタルなどの亀裂などを通り抜け(時には、多少かじります)、その先の餌となる木材を見つけ、被害を及ぼします。
-
日本では全国にシロアリがいます。北海道でも札幌や函館などの都市部で、毎年被害が報告されています。
興味深い事実
-
地球上では、シロアリを全部あわせた重さは全人類を合わせたものより重いのです。それだけ沢山います。
-
地質学的な調査によると、シロアリはおよそ2億5000万年前から存在することが示唆されています。
-
シロアリの女王は数年から10年程度(イエシロアリの例)生き続け、死ぬまで卵を産み続けます。