ダウ・アグロサイエンスおよび米国農務省による
微量レベルの未承認トウモロコシ種子混入に関する対応について

2008年2月25日
ダウ・ケミカル日本株式会社
ダウ・アグロサイエンス事業部門広報室

 

2008年2月22日(米国東部時間)、ダウ・アグロサイエンス(本社:米国インディアナ州、CEO:ジェローム・ペリベール)は、微量レベルの未承認遺伝子組換え種子59132(「イベント32」)が混入した可能性のあるトウモロコシ種子を米国の流通経路から自発的に回収したと発表しました。ダウ・アグロサイエンスは本件を既に米国関係当局に報告、関係当局と全面的な協力体制に入っています。

「イベント32」が混入したトウモロコシに含まれるBtタンパク質は、米国やその他の国々で規制当局により安全と判断されている市販用遺伝子組換えトウモロコシのBtタンパク質と全く同一のタンパク質であり、ヒト、動物、環境面への安全性に全く問題はありません。

ダウ・アグロサイエンスは、2006年および2007年に少量販売された3種類のハイブリッドトウモロコシ種子に、「イベント32」が極めて低いレベルで混入していたことを米国の関係当局に報告しました。「イベント32」が混入した種子の数は、1,000個あたり約3個に相当します。これを米国における2007年のトウモロコシ生産量に換算すると、トウモロコシ100万粒のうち2粒に相当します。

ダウ・アグロサイエンスの調査によると、同混入は、ダウ・アグロサイエンスの1つの小規模試験区内で起こったと考えられます。なお、同試験区は規制当局の全規制を遵守しています。「イベント32」が混入した種子を販売したのは、ダウ・アグロサイエンス関連会社のみです。

ダウ・アグロサイエンスのCEO ジェローム・ペリベールは、「安全性への問題はないとはいえ、たとえ微量レベルでも今回の混入が発生したことを大変遺憾に思っています。2度とこのような事が発生しないように、ダウ・アグロサイエンスでは、種子取り扱い作業に関する全手順の見直しを進めている最中です」と述べています。

「混入種子の所在は既に突き止めました。今回の事態について、ダウ・アグロサイエンスは、規制当局、顧客、その他の関係者の皆さまと共に、弊社の品質管理および総合安全管理への公約に沿って、確実に対処していくことを表明いたします」(同)。

「イベント32」は「ハーキュレックス 」RW(イベント59122)の「姉妹」遺伝子組換えトウモロコシ種子です。「ハーキュレックス」は、米国ならびにカナダで食品、飼料および栽培向けに、また、EU、日本、韓国、メキシコなど主要穀物輸入国においても食品および飼料向けに認可されています。

微量であるとはいえ、今回の混入で日本の皆さまにご心配をおかけし、心から深くお詫び申し上げます。

 

TM:ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー商標

ダウ・アグロサイエンス事業部門 広報室 紀本 (電話:03 5460 2201)

 

付随情報:

米国農務省動植物検疫局(APHIS)、米国環境庁(EPA)および食品医薬品局(FDA)のプレスリリース:
http://www.aphis.usda.gov/newsroom/content/2008/02/ge_corn_e32.shtml

農林水産省のプレスリリース:
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/tikusui/080223.html

厚生労働省のプレスリリース:
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/02/h0223-1.html

 

ダウ・アグロサイエンス: 米国ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100%子会社
本社:米国インディアナ州インディアナポリス
2007年売上:38億ドル(約4,100億円)
従業員数: 約5,700名
事業内容:農業用化学製品、防疫用化学製品、非農耕地化学各製品、遺伝子組換え技術 およびバイオテクノロジーの研究・開発、製造及び販売