2009年5月22日
ダウ・アグロサイエンス日本事業部
広報室

ダウ・アグロサイエンスとオーストラリアのビクトリア州、農作物のバイオ技術で提携

ダウ・アグロサイエンス(本社:米国インディアナ州)は、米国ジョージア州のアトランタで開催されたBIO2009で、オーストラリアのビクトリア州と農業バイオ技術を共同で開発すると発表しました。ダウ・アグロサイエンスは、米国ダウ・ケミカルの100パーセント農業製品子会社です。

オーストラリアとダウ・アグロサイエンスの科学者が共同で、ビクトリア州および世界の農業生産者向けに新しい植物形質と植物品種の開発に従事します。同共同開発により、ビクトリア州の農業バイオ技術が一段と強化・拡充されると期待されます。

ビクトリア州第一次産業省(DPI)とダウ・アグロサイエンスによる共同研究に関する活動を定めた今回の契約は、ビクトリア州政府がこれまでに農業バイオ分野で締結した中で最大規模となる国際的な提携です。

「ビクトリア州は公約として、農家が気候変動などの脅威に打ち勝ち、また、全ビクトリア州民にとって持続可能な農産業が維持できるように、科学、技術、実践で世界最先端の技術革新を推進する目標を掲げています」と、ビクトリア州のギャビン・ジェニングズ技術革新大臣が述べています。

アトランタでのBIO2009で、ジェニングズ大臣はダウ・アグロサイエンス社長兼CEOのジェローム・ペリベールおよび研究開発担当副社長のダニエル・R・キトル博士とともに同契約に署名しました。

「ビクトリア州は農業バイオの世界的なリーダーであり、ダウ・アグロサイエンスはビクトリア・アグリバイオサイエンス・センターを拠点とするDPIとの共同研究に大いに胸を躍らせています。このセンターでは、人口増加をたどる世界で、人々の暮らしを改善する植物由来の解決策をもたらすために、技術と科学が科学者たちによって共有されます」と、キトル博士が述べています。

当初のプロジェクトでは、増え続ける食料、飼料、エネルギーの世界需要を満たすために、作物の産出高を改善する技術開発に注力します。

「開発対象としてオーストラリアで第3位の主要作物であるキャノーラとダウ・アグロサイエンスのオメガ9系キャノーラ油があります。そのほか、トウモロコシや小麦の形質、さらにはバイオエネルギー作物が対象として含まれます」(キトル博士)。

 

ビクトリア州のバイオサイエンス研究センターについて

ビクトリア州政府とラ・トローブ大学による共同事業。投資金額は2億3,000万ドル。メルボルンのブンドゥーラに設立されるこの施設は、農業バイオサイエンスの研究開発では世界規模のセンターとなり、ビクトリア州における農業バイオ技術の中枢機能を強化します。

ダウ・アグロサイエンスについて
ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100パーセント子会社です。2008年売上:45億ドル(約4,200億円)。従業員数:約5,700名。農業用化学製品、防疫用化学製品、非農耕地化学製品、遺伝子組み換え技術およびバイオテクノロジーの研究・開発、製造および販売に携っています。

 

ダウ・アグロサイエンス広報 紀本 (電話:03 5460 2201 メール:kkimoto@dow.com)