2011年9月14日
ダウ・アグロサイエンス日本事業部

ダウ・アグロサイエンス、オーストラリアの小麦育種会社に出資

~多雨地域の小麦農家に高収量、高製粉品質の品種を提供~


ダウ・アグロサイエンス(本社:米国インディアナ州)は、オーストラリアの小麦産業への投資について発表しました。ダウ・アグロサイエンスは、オーストラリアの多雨地域の小麦農家に高収量、高製粉品質の品種を提供する目的で、小麦育種会社のHRZウィーツと契約を締結しました。同社にはオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)、ニュージーランド・プラント・アンド・フード・リサーチ、ランドマーク、グレインズ・リサーチ・アンド・デベロップメント・コーポレーション(GRDC)がすでに出資しており、これらに今回ダウ・アグロサイエンスが加わることになりました。ダウ・アグロサイエンスは、米国ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100パーセント子会社です。

今回の契約により、ダウ・アグロサイエンスとHRZは小麦の遺伝資源の交換を行います。これに加え、HRZとしてはオーストラリアの農家に対して優良小麦品種を迅速に提供できる上、高度な育種サービス、技術、資金の利用が可能になります。

「過去20年間、小麦育種業者は付加価値の高い条植え作物に用いられる高度な育種技術の恩恵を十分に享受しておらず、収穫量の拡大で遅れをとってきました」と、ダウ・アグロサイエンスのオーストラリア・ニュージーランド地域営業部長ピーター・ドライデンは述べています。「小麦は世界的に大変重要な農作物です。ダウ・アグロサイエンスがトウモロコシ、綿花、キャノーラ、大豆、ヒマワリなどの農作物を対象に開発した技術と知見を、HRZの育種チームに提供できるのは大変うれしいことです。今回の出資によって、より優れた生産物がより高い頻度で市場に出回り、穀物業界が高付加価値を享受できるようになると期待しています」(同)

HRZウィーツはオーストラリアの主要育種会社の中では最も新しく、多雨地域の生産者のニーズに応えるという専門分野に特化して2003年に設立されました。今後数十年で降雨パターンの変動が大きくなるに伴い、多湿地域の農家が従来の牧草地経営から穀物栽培に転換することが予想されています。

 

ダウ・アグロサイエンスについて

ダウ・アグロサイエンス(本社:米国)は、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100パーセント子会社。2010年売上高は49億ドル。農薬および種子などのバイオテクノロジー分野において世界トップクラスの開発メーカーです。日本では、ダウ・ケミカル日本の一事業部門として事業を展開しています。

ダウ・アグロサイエンス広報 紀本(電話:03 5460 2201  メール:kkimoto@dow.com