2011年11月11日
ダウ・アグロサイエンス日本事業部門 広報室

ダウ・アグロサイエンス、2,4-Dコリンの生産に成功

除草剤「Enlist Duo™」に使用する「Colex-D™」テクノロジーのカギとなる構成要素、現在、規制当局の追加認可待ち


ダウ・アグロサイエンス(本社:米国インディアナ州)は、2,4-Dコリンを商業規模で生産することに成功したと発表しました。今回の成功により、「Enlist™」(エンリスト)雑草防除システムにおける高度に差別化された除草剤として、「Enlist Duo™」(エンリスト・デュオ)を生産することが可能になりました。規制当局の認可をすべて取得次第、除草剤と有用な除草剤耐性形質を組み合わせるという画期的な方法を導入することで、従来農家で採用されていた手法の利便性を維持しつつ、雑草防除に新たな解決策をもたらすことができます。

新たに生産される2,4-Dコリンは第4級アンモニウム塩で、2,4-Dアミンまたはエステル製剤とは異なります。今回の技術は、従来の2,4-D製品の強力な雑草防除効果や環境面の特性など優れた特徴を維持しつつ、除草剤に抵抗力があり防除が困難な雑草の管理を実現します。

「Enlist Duo™」には「Colex-D™」(コーレックス)テクノロジー技術が使用されます。「Colex-D™」テクノロジーは2,4-Dコリンと最新の製剤科学、独自開発の製造プロセスから構成されており、これらの構成要素を一体化することにより、超低揮発性、ドリフト(飛散)の抑制、低臭、取り扱いやすさなど、農家に新たなメリットをもたらす除草剤を提供することができます。

「われわれは継続的な投資を通じて、研究、製造、製剤科学に関する専門知識を結集させ、2,4-Dコリンの商業規模生産に成功することができました」とダウ・アグロサイエンスの「Enlist™」雑草防除システム担当グローバル・リーダーのジョー・バーティンは述べています。「『Colex-D™』テクノロジーは、『Enlist』雑草防除システムの管理プログラムのカギとなる構成要素です」(同)

ダウ・アグロサイエンスは「Enlist™」システムの展開と同時に、形質と除草剤技術の責任ある使用を促進しつつ、今後も長期的に有効な総合管理プログラムの開発を進めていく計画です。

 

ダウ・アグロサイエンスについて

ダウ・アグロサイエンス(本社:米国)は、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100パーセント子会社。2010年売上高は49億ドル。農薬および種子などのバイオテクノロジー分野において世界トップクラスの開発メーカーです。日本では、ダウ・ケミカル日本の一事業部門として事業を展開しています。

ダウ・アグロサイエンス広報 紀本(電話:03 5460 2201  メール:kkimoto@dow.com