2012年8月22日
ダウ・アグロサイエンス日本事業部門 広報室

 

ダウ・アグロサイエンスとオーストラリア植物機能ゲノムセンター、作物開発で協力

ダウ・アグロサイエンス(本社:米国インディアナ州)とオーストラリア植物機能ゲノムセンター(ACPFG)は、作物を改良する新たな形質を発見し開発するために、作物改良の研究、オプションおよびライセンス契約を締結しました。

同契約の条件に基づき、ACPFGとダウ・アグロサイエンスの両者は、それぞれが有する形質発見・開発能力を活用して、環境ストレスへの反応や農業生産性が改善された植物の開発に取り組みます。

「ACPFGの科学者と協力できることを大変うれしく思っています」と、ダウ・アグロサイエンスの研究開発部門グローバル・リーダーであるダニエル・R・キトル博士は述べています。「植物遺伝学およびゲノムの研究におけるリーダー的存在であるACPFGは、植物のストレスに対する反応の基本的な仕組みに関する高度な知識を備えています。われわれが協力することによって、価値の高い新たな解決策を農業市場と世界中の農業生産者に提供できる可能性があります」

ACPFGの会長であるデール・ベーカー氏は、次のように述べています。「今回の協力により、オーストラリアの生産者にとって、海外の資源や知見が利用しやすくなります。また、食料の安全保障を確保し、気候変動による悪影響への対応策にも役立つと期待されます」

 

オーストラリア植物機能ゲノムセンター(ACPFG)について

ACPFGは、2003年に南オーストラリア州政府およびオーストラリア連邦政府によって、オーストラリア研究評議会(ARC)および穀物研究開発公社(GRDC)を通じて設立されました。干ばつや高温、塩分、栄養障害などの環境ストレスは、世界中で収量と質に被害をもたらす大きな原因となり、穀物生産者にとって深刻な問題となっています。ACPFGの科学者は、こうした環境ストレスに対する穀物の耐性を研究しています。新技術の開発が実現すれば、将来の気候変動に対応できる食料生産システムが構築できると期待されます。

ダウ・アグロサイエンスについて

ダウ・アグロサイエンス(本社:米国)は、ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーの100パーセント子会社。2011年売上高は57億ドル。農薬および種子などのバイオテクノロジー分野において世界トップクラスの開発メーカーです。日本では、ダウ・ケミカル日本の一事業部門として事業を展開しています。

 

ダウ・アグロサイエンス広報 紀本(電話:03 5460 2201  メール:kkimoto@dow.com